リサーチやメディア研究をしながら、最新の話題をピックアップ。過去のトピックスは、「e-dicoフランス」にまとめています。
2017年 秋のメディア
フランスでは9月から新学期スタート。メディア界も新キャスターやコメンテーターを新規起用しています。
議論を巻き起こしているのは、雑誌やテレビで論説員を務めていたジャーナリストが大統領府のスポークスマンに就任したことと、新番組の多くに政界を引退した 元政治家が起用されていること。メディアと政界の境界線があいまいになっているとの批判が高まっています。
マクロン大統領は、海外公式訪問に同行する記者を選別しようとしたなどとの理由でメディアから批判されたことがありましたが、 ジャーナリストを採用して広報体制を強化したいようです。
Office MaMiは、今秋もメディアウォッチングを続けて行きます。
(2017年9月12日 記)
Classement フランス人が好きなTVキャスター
オピニオンウエイ(OpinionWay) が行った世論調査によりますと、フランスのテレビ番組のキャスターで最も人気があるのは、 健康に関する番組を担当している医師・ミッシェル・シメス(Michel・Cymes) さんでした。
シメスさんは、France 5のLe Magazine de la santéや、Allô Docteursなどの番組で月曜日から金曜日まで毎日、キャスターを務めています。
番組で扱うテーマは、必ずしも楽しい話題ではないものの、シメスさんの切り口とユーモアにより支持を集めているということです。
2位は、NAGUI、3位は、Stéphane BERN。
(2016/12/14 Le Figaro)