パリは一年中、様々な見本市(salon)が開かれています。ここでは、主に取材をしたサロンをご紹介します。

Salon de l'agriculture 国際農業見本市

2009年 後継者が育っている!

恒例の農業サロン、起源をたどると1870年の家畜コンクールにはじまるそうです。さすが、農業大国フランス。歴史が古いイベントですね。
去年は、ワインを試飲したり、農産物を味見したり、お腹一杯のサロンでしたが、今年は・・・。連載のネタを探して、右往左往。よ~く観察してみると結構、若いカップルがスタンドに立っていました。両親の事業を引き継ぐそうで、頼もしい限りです。
(2009年2月22日)

2008年 農業サロンで食巡り

3000を超える牛や羊が広い展示会場に大集合、ごろんと寝そべっていたり、愛嬌をふりまったり、見たこともない大きな牛もいた。 好物の塩キャラメル発見。ブルターニュ地方のお菓子職人さんは「スタンドに並べたものは全てFait Maison(手作り)だよ!」と誇らしげ。余計なリキュールが一切入っていない、素朴な塩キャラメル・ジャム! レユニオン島やグアドループなどフランス海外県のスタンドには珍しい果物が溢れていた。 フランス南西部ランド県のお菓子職人さん。バターの代わりにコンデンスミルクを使っているそうだ。 フランス・バスク地方は食の宝庫。バスクのブルーチーズ。バスク地方のソーセージ。チョリソーを買おうとしたら、「全て味見してから」と、 との助言。スタンドのお兄さんに言われるまま、いのしし、クルミ風味、こしょう入り...などなど。十本十色!まだまだ知らないフランスの食べ物はいっぱいある。食巡りを続けよう!
(2008年2月24日)

2006年 鳥のいない農業サロン

フランス人が心待ちにしている農業見本市が今年もパリで開かれている。43回目を数える今年の見本市には史上初めて生きた鶏や鴨の姿がない。鳥インフルエンザの影響。フォアグラ製品のスタンドでは模型の鴨が首を左右に振っている。 本来、鶏肉を使った製品を売るスタンドには、作り物のニワトリが客を見下ろしている。
フランス産のフォアグラのお得意先はスペイン、次いで日本。輸入禁止措置を発表した日本に対し、フランスの生産者は楽観的。「じきに再開するよ。日本人は好きだから」。フランス人の予想通り、日本は加工品の輸入を解除するようだ。
農業見本市初日はシラク大統領が登場し、鶏肉の安全性を強調。試食している姿が大写しになった。きょうはドビルパン首相の出番だ。牛をなでたり、ハムやソーセージをつまんだり大変な騒ぎだ。国を挙げて開く一大イベント、政治家にとって絶好のパフォーマンスの場になっている。
(2006年2月28日)

Salon Marjolaine ビオサロン・マルジョレン

Aacirc;nesse(雌のロバ)のフレッシュ・ミルクを5%つかった石鹸に、フレッシュ・ハーブをまぜたロバの石鹸。ビオ・サロン(Salon Marjolaine)で見つけました。

ロバ好きがこうじてサラリーマンをやめて起業したベアトリスさんが作っている肌にとってもやさしいサボン。搾りたてのミルクを冷凍させずに製品化しているところがほかとは違うところです。 1つ3ユーロでしたよ。 ホームページ

2009年11月15日

Salon Vivre Autrement ビオ・サロン

恒例のビオ・サロン。今年もヴァンセンヌの森の中にあるParc Floral de Paris でSalon Vivre Autrementが開かれました。
フランス南部Tarn地方のフルーツ加工品屋さんをのぞいてみると、カリンやごまリンゴなどの珍しいフルーツゼリー(Pâtes de fruits)が並んでいました。素朴なフランス風駄菓子、味が濃くて美味しかった! サロンには、食品、化粧品、衣料品など400店のビオ専門店が参加しました。

2009年3月22日

Paris Fermier 生産者の農業サロン

自分たちで作った農産物を自ら販売する、生産者の農業サロンが、パリ17区のEspace Champerretで開かれました。
主催した「Pari Fermier」は、農産物の生産者による組織。サロンをはじめたのは15年前のことです。いまでは、パリをはじめ国内4ヶ所で農業サロンを開催しています。仲介業者に頼らずに、自分たちで開催するため、消費者の反応を直接知ることができます。 今回は、国内200の生産者が参加しました。 受付のお兄さんは、Bon appetit(めしあがれ)!」と笑顔で迎えいれてくれました。国をあげて大規模に開催する農業サロンに比べると小規模ですが、温かみを感じます。 ラングドック地方のはちみつ生産者。ボルドーに近い町Landirasのチーズ生産者。ご自慢は、プラムのブランデー入りチーズ。 今回、とっても気に入ったのがこの食前酒。夏に旅したミネルボア地方の特産品。生産者は、先祖から秘法を受け継いだ6代目のとっても温かいご夫妻。シラーのブドウ果樹に野生のサクランボとブランデー、などを加えた甘いお酒。我が家のカーブに仲間入り!
生産者の顔が見える食べ物は安心。気がついたら両手に持ちきれないほど買い込んでいた。生産者がんばれ!とつぶやきながらサロンを後にした。

(2008年10月18日)

Marchés Flottants du Sud West ガスコーニュ地方のマルシェ

パリのノートル・ダム寺院近くのセーヌ川沿いに、食の宝庫・ガスコーニュ地方の市場(マルシェ)がたつとの噂を聞きつけ、さっそく繰り出してみた。 この催しは今年で8回目、フランス南西部のジェルス県など3県から50人ほどの生産者が参加している。ワインの試飲、フォア・グラの試食など、気前よく振舞ってくれた。 フランス南西部の郷土菓子クルスタード(Croustade)。リンゴやプルーン、木の実などが入っている薄いパイ。 特産品のひとつ、食前酒フロック・ド・ガスコーニュ。ブドウの果汁と蒸留酒で作った口当たりのいいお酒。 この地方は、プルーンも有名。(Agenのプルーン)。写真左の丸いプルーンは中にプルーンのピュレが詰めてあるお菓子。 プルーン入りのマカロンもありました。甘すぎず、自然な香りのマカロン。
(2007年9月16日)

Salon de bébé 赤ちゃんのサロン

パリ15区のporte de versaillesで開かれたサロン・ド・ベベ。靴や抱っこ紐など各国の赤ちゃんグッズが並んでいる。無料で離乳食の味見ができるコーナーは、赤ちゃん連れで大賑わい。おむつを替える場所も便利で無料。

私たちのお目当てのひとつは、赤十字主催の緊急事態の対処法講座。のどにモノをつまらせたり、呼吸が停止したときは、救急車を呼ぶ前の対処法が大事。赤ちゃんの生死にかかわることだから、私たちも真剣に講座を受けてきました。 よ~く聞いていたと思っていたのですが、実際に人形で試してみると、子どものかかえかた、指の使い方など微妙なところをよく理解していなかったことがわかりました。あっては困る緊急事態ですが、実際に訓練できる場が身近にあるのは心強いです。

(2010年3月21日)

Mondial Spa Beauté スパと美のサロン

スパやエステの最新機器や商品が並ぶMondial Spa&Beauté。

そこで見つけたフランスの天然スポンジコーナー。ボディー用は1ユーロから、メイク用の特別なスポンジもありましたよ。私は、赤ちゃん用に5ユーロの柔らかいスポンジを買ってみました。 www.eponges.com

(2010年3月13日)

Salon du Chocolat チョコレートのサロン

2004年にチョコレートの歴史をテーマにしたスペシャル番組の撮影コーディネートをしました。

チョコレートについては、最新の情報を別のページにアップします。

Salon du cheval

2011年は開催40周年となります。12月3日から11日まで。

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数限りなくあるサロン、少しずつデーターを充実させていきます。

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